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2013/2/8 

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山姥(やまうば)


 院の北面の武士坂田時行の妻は、夫が病に倒れたのち都を追われ、息子「怪童丸」とともに信州上路山に流れ着き、世を呪い人を恨みながら山賊の輩に身を落としていた。

 ある時、武名高き「源頼光」が東国の兇賊征伐の勅命を蒙り、四天王の一人「卜部季武」と東国に向かうが、その道すがら上路山にさしかかり、折り悪く日が暮れ始めた。頼光主従は山中の人家に宿を求め休息するが、その家こそ山姥の住処だった。

 夜更けに怪童丸が頼光主従の部屋へ切り込むが、あと一歩のところで勘付かれてしまう。その後、頼光主従と山姥親子の戦いとなり、怪童丸が斬られそうになるその時、山姥は 頼光に命乞いをする。戦った相手が頼光だと知った山姥は、怪童丸を家来の一人にすることを頼み、一人安住の地を求めて上路山を去る。

 頼光は怪童丸の名を「坂田金時」と名付け、東国に向けて出発する。