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2013/2/8 

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源 頼政(みなもとのよりまさ)

 

平安時代。近衛(このえ)天皇の御世(みよ)の事、毎夜(まいよ)牛三つ時に大内裏の東三条ヶ森より黒雲が湧き出で、紫宸殿(ししんでん)の屋根を包み、近衛天皇が、時同じくして得体の知れぬものに怯え、悩まされるという事件が起きた。

時の左大臣『藤原頼長』は一連の事こそ妖の仕業と考えた頼長は、先例に習い源氏の武士に払わすべしとの公卿(くぎょう)会議の決定を受け、源氏嫡流頼光の流れを汲む『兵庫頭(ひょうごのかみ)源頼政(みなもとのよりまさ)』を指名、頼政は、郎党『猪早太(いのはやた)』を引き連れ、真夜中の内裏に向かう。

湧き出た黒雲の中にただならぬ気配を感じた頼政は、一念込めて、弓矢を引き絞りこれを打ち抜く。尋常ならざる叫び声(を上げ飛び出した者こそ、『牛の体に猿の頭を持ち、手足は、虎にして、尾は、蛇の姿。』という化生『鵺(ぬえ)(※本字は、空に鳥。)』であったという。

格闘の末、頼政は、これを討ち取り、御門の病も見事快癒(かいゆ)に向かい、この功績(こうせき)に頼政は、御剣(みつるぎ)『獅子王(ししおう)』を下賜(かし)される。

 

 

ほととぎす 雲井に あぐるかな

        弓張り月の 射る任せて